2-A06 WhisperMask:騒音環境でも囁き声が利用可能なウェアラブルマイク
平城裕隆(東大, 産総研), 金澤周介(産総研), 三浦貴大(産総研, 東大), 吉田学(産総研), 持丸正明(産総研, 東大), 暦本純一(東大, Sony CSL)
https://scrapbox.io/files/639a9ff9e097dc001e008cbc.jpg
https://scrapbox.io/files/639aa030d0ddda001e7f1eb0.jpg
デモ動画：https://youtu.be/N3P_lb9ZTro
一言で言うと
外部のノイズをキャンセルして自分の声だけが入るマイクを提案しています
要旨
オンラインでの音声対話や音声入力を用いたインタフェースは広く利用されている．しかし，騒音
環境や複数の利用者がいる環境では利用が難しい．これまでは，咽喉マイクや NAM マイクと行った，首元
や耳の後ろなどの体の表面に取り付けることでマイクが提案されてきた．しかし，これらのマイクは体の表
面に取り付ける必要があり，歩行など別の動作によるノイズが生じる．また，体の中を通る音であるため，
囁き声のような呼気によって生じる音を披露ことが難しい．そこで導電性フィルムを用いたコンデンサマ
イクを提案する．このマイクは自身の声のみを拾うことができ，ピンマイクと比べて騒音環境下でも高い
SNR を得ることができた．
poster: https://www.wiss.org/WISS2022Proceedings/data/2-A06.pdf
コメント・感想など